いつもありがとうございます。
クリスタルWaveヒラタです。
和歌山県庁成長産業推進課主催
8月25日(日)
「宇宙シンポジウム」を拝聴すべく、
メルキュール和歌山串本リゾート&スパへ行ってきました。
中身がぎっしり詰まった有意義なシンポジウムでした。
分かりやすく、楽しく、一般社会や人生にも通じるお話をいただけました。
が!!今回は、スペースワン社様が開発中のロケットカイロスのみに
フォーカスして、お話します。
ロケットカイロス
日本初、民間ロケット打ち上げでした。
今年3月に打ち上げたカイロス1号機の爆発原因究明が進んだようです。
カイロス2号機が今年12月に打ち上げられます。
ロケットは難しい
世間では、発射から5秒で爆発してしまったから、失敗だ!
言われていますが。
カイロス1号機は、賢いのです。
正常飛行範囲から逸脱したので、自ら爆発させたのです。
その点は、成功だったのです。
何故?正常飛行範囲から逸れたのか?
燃料速度を高めに予測した為に、
予測より第1推進力が低く速度不足だったからです。
では、何故?速度不足が起きたのか?
カイロスは固体燃料を使っています。
液体燃料に比べて構造が簡単だからです。
固体燃料は、材料を何台ものミキサーにかけて作るそうです。
また、固体燃料は、1度点火すると燃え尽きるしかないので、
安々と、実験できないそうです。
その為、各ミキサーで作ったのを1部ずつ取り出し、測定するそうです。
データーは1つ1つは合ってます。
全体になった時、予測と差異が生じたようです。
ロケットは爆発してしまっているから、推測するしかないです。
原因を1つずつ検証していくしかないです。
何千通り以上と考えられる原因から、そこまでたどり着いた
エンジニアの方々の努力はすごいです。
カイロス2号機
そうして、原因究明できましたので、12月打ち上げ準備中です。
正常軌道については、範囲が狭過ぎたので、安全性とのバランスを十分考慮して
もう少し範囲を広げるそうです。
燃料のデーターも測定し直しているので、改善できています。
打ち上げ準備は順調に進んでいるようです。
宇宙は遠い?近い?
何光年ですら、人間が気軽に行ける距離ではないです。
が、見上げればいつも存在している事を感じれます。
見果てぬ物へのロマンがかきたてられます。
皆様は、遠くに感じますか?身近に感じますか?
皆様の応援が燃料に?!
H3ロケットを開発なさっていたJAXA岡田匡史様
月面探査機「SLIM」を作ったJAXA澤井秀次郎様
お二方共に、開発苦労を分かりやすくお話してくださいました。
(また機会あれば!是非!お話させてください)
異口同音で仰るのが、エンジニアの燃料は、
応援して下さる皆様の声だそうです。
本州最南端の町から最先端ロケット
打ち上げられる日がとても楽しみです。
和歌山県民は、特におらが町からロケットだ!!
と、盛り上がって下さると、エンジニアさんへのエールになります。
最後に
打ち上げ応援イベントに出店者を「テレビ和歌山」様が募集なさっています。
〆切が、8月30日(金)必着です。
出店希望の方は、お早めにお問い合わせなさってください。