クリスタルWaveのマエダサンです。
早いものでもう3月になりましたね、春です。
3月3日はひな祭り(桃の節句)
女の子の健やかな成長と健康を願う行事です。
家でもちらし寿司、はまぐりのお吸い物、桜餅などでお祝いする楽しい行事です。
全国でもひな祭りのイベントが多く行われていますが
和歌山市加太の淡嶋神社では、雛祭(雛流し)が今年も行われます。
淡嶋神社
女性の病気回復や安産・子授けの神様で知られる淡嶋神社。
紀州徳川家で、姫君の誕生の際に必ず一対の雛人形が奉納されたそうです。
雛祭はその慣習が発祥とされている行事です。
人形供養の神社としても知られる淡嶋神社には、
今も全国から約数万体のひな人形が奉納されるそうです。
すごいですね。
境内には所狭しと雛人形がたくさん飾られていますが
中には海外のお人形や、はく製や、ぬいぐるみなども飾られています。
雛祭(雛流し)
雛流しは、女の子の健やかな成長と幸せを祈り、白木製の舟に雛人形を乗せ海へ流す神事です。
全国各地から奉納された雛人形と、願い事を書いた形代を舟に乗せます。
宮司さんのお祓いや祝詞奏上のあと
春の海に巫女さんたちが紙吹雪をまき、神の国へと続く道をつくります。
現世の穢や災厄を撫物である人形に祈りをこめ、流し送ります。
なんとも風流な日本の行事ですね。
3艘の船に乗せられた人形達はいったん海に流されますが
その後回収され、お焚き上げがなされ供養されます。
淡嶋神社がある加太には、新鮮な魚介類のお店もたくさんあります。
ノスタルジックな町を散策しながら、いつもと違う空間を味わってください。
淡嶋神社
073-459-0043
南海加太線「加太駅」下車 徒歩約15分