こんにちは!
クリスタルWaveのりちゃんです!
今日は僕の司会業について書きたいと思います。
司会者=目立ってはいけない
僕はお笑い芸人の弟子っ子として芸能の道に進んだと言っていますが、
当初は司会者として芸能の道を志していました。
デビューして、司会のステージで笑いを取り、とにかく目立った。
僕が笑いを起こして盛り上がるのがとにかく気持ちよかった。
しかし、ステージが終わると、
プロデューサーによく怒られました。
「司会者は目立ったらダメ、出演者が目立んやろ」と。
目立ちたい!笑いを取りたい!
単純な10代の僕は、半年もしないうちに
お笑いの世界に方向転換したのです。
プロデューサーに言われた
「司会者は、目立ったらあかん!」
その言葉の意味を理解した時には数十年経っていました。
司会者=影の支配者
二十数年お笑いの世界で沢山勉強しました。
その中でもやはり、司会のお仕事は僕にとって一番自信のあるジャンルです。
司会者。
最近ではMCってよく言われるけど意味は知ってますか?
マスターオブセレモニーの略で式典やイベントの進行をする者である。
役割としては、出演者やイベントの進行をし、自分が前に出るのではなく、出演者を目立たせる。
・大きいイベントでもほぼ写真には写らない。
・イベント中にテレビ中継があっても映らない。
・SNSでイベントの投稿があっても登場しない。
・「僕の写真を撮っておいて下さい」自分からお願いする。
・司会者に会いに行く。という事はほぼない。
一見、ひがんでいるようなナイーブな内容に見えますが、これこそが真の司会者なのです。
円滑に進んでいるイベント程、
司会者の印象はお客様には残りません。
自然にその場が流れている証拠です。
ぎこちなく、噛みまくりの司会者だと、
悪い印象と共にお客様の記憶に残ります。
皆んなが見ているのは演者さん。
でも、司会者の号令ひとつで
見る方向、聞く方向をかえます。
影でその場を支配するのです。
円滑な司会進行無くして、イベントや式典は成り立ちません。
とても難しくて、奥が深いお仕事です。
まさしく、影の支配者と言えるでしょう。
1人でも多くの方々に
僕の声が届くよう、今日も喋り続けます!!