和歌山市和歌浦の五百羅漢寺

いつもありがとうございます。

クリスタルWaveヒラタです。

 

お盆も最終日ですね。

ご先祖様を無事にお墓までお送りできましたか?

 

菩提寺

淡路島から、和歌山市へでてきた曽祖父は、和歌浦に住んでいました。

奥さんを早くに亡くします。

近くで、お参りしやすい五百羅漢寺にお墓を建てます。

以来、私の実家先祖代々は、五百羅漢寺に眠っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五百羅漢寺での1番古い記憶

とても寒い冬の日です。

多分、亡くなった祖父の四十九日法要です。

幼稚園児の私と、2歳の妹が端っこに座っています。

 

読経が終わり、ガタイの良い叔父が立ち上がった途端、

妹へ覆い被さるように倒れ込みます。

妹は、下敷きになってしまい、泣きじゃくります。

叔父は、長い読経の間にしびれ切れたのでしょうね。

 

未だに、スローモーションで倒れてくる叔父と、

妹の泣きじゃくる声を覚えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

法事と言えば

毎回、親戚が大勢集まります。

子供は、居場所がありません。

大人の邪魔にならないように、どうしても本堂に居る時間が多いです。

 

五百羅漢寺は、その名の通り、

たくさんの古い羅漢像が回廊にびっしり安置されています。

子供には、恐ろしいお顔ばかりに見えます。

本堂奥の回廊は、薄暗くリアル肝試しです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年が経つと、恐怖感より、探求心が勝ります。

自分に似たお顔があるはず!

言われるがまま、探してみます。

薄暗い奥の回廊も、有難い仏様に抱かれているような感覚になります。

 

由緒ある禅寺

五百羅漢寺は、曹洞宗永平寺の直轄寺であるようです。

立派な山門があります。両側には仁王像があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山門をくぐると、左手は、お地蔵様がいらっしゃいます。

かわいい干支別のお地蔵様が、周りを囲んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本堂には、なかなか鳴らしにくい鐘があります。

上手く鳴った時は、内心ガッツポーズで「南無釈迦牟尼仏」を唱えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横を向くと、赤茶色い道元様が見守って下さっています。

赤いはたきで、道元様を撫でてから、自分を撫でると、

ご利益あるのかな?

小さい時から本堂にいらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

座禅

禅寺らしく、毎月第2と第4土曜日の朝は、座禅が行われています。

一般の方も参加できます。

 

カフェ・ド羅漢

駐車場の一角は、喫茶店がございます。

1ドリンク付きのトークイベント等開催される時もございます。

 

座禅も、喫茶店も

今の時代に合った開かれたお寺を目指されているご住職らしい催しです。

 

ご住職

永平寺で、何度も修行を積まれています。

よく通るお声で、豪快に笑ってくださいます。

いつも分かりやすく、興味沸く説法をして下さいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五百羅漢寺

住所:和歌山県和歌山市和歌浦東1丁目1-6

電話:(073)444-2473

 

和歌山市役所ホームページより

和歌山城の南、秋葉山の麓に鎮座する五百羅漢寺は、

紀州徳川八代藩主重倫公の祈祷寺として1764年(明和元年)に建立されました。

 

初代住職は、大本山永平寺の四十六世真空妙融禅師です。

 

本尊の釈迦如来座像は、重倫公の母・清信院が寄進したものです。

 

本堂の中、両脇に列を成す多くの羅漢像は、

1837年から4,5年かけて西浜御殿の女中様や

商人が祖先供養のために再興奉納された仏像です。

本堂には、十六羅漢、五百羅漢(現在は約450体)、

お釈迦様の4人の弟子

(阿難陀尊者・舎利佛尊者・目犍連尊者・大迦葉尊者)

ご本尊様が座しています。

 

数百の羅漢像をじっくり拝観すると、

どこかに自分や親兄弟に似た顔を見つけることができるそうです。

 

徳川ゆかりの地といわれる所以は

徳川ゆかりの方々から寄進されたこれら数百の羅漢像

十代藩主徳川治宝公直筆の額

五百羅漢寺を建立した徳川重倫像などに見ることができます。

 

1815年(文化12年)以来の大修復が平成24年に行われました。

本堂入口伽藍にそびえ立つ重厚な仁王様の足元には、

仁王様の足跡をかたどった「仁王さまの力石」が置かれており、

石にのれば足腰が丈夫になるというご利益もあるそうです。

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