いつもありがとうございます。
クリスタルWaveヒラタです。
なんと3週連続!!
メリヤス生地製造会社が、関連したブログです。
メリヤスって??
カフェWURSTの店主さんもおっしゃっていましたが。
メリヤスって何??って方もいらっしゃるようです。
漢字では莫大小と書きます。
主には、Tシャツの生地や、トレーナーの生地です。
昔は野球のアンダーシャツもメリヤスでした。
色落ちしにくいよう、糸を染めてあるのを織っていました。
メリヤス生地製造
織るとは?
ギッタンバッタン鶴の恩返し「機織り」をイメージなさるかも。
ですが、主に丸編み機械と言って、機械が織ります。
和歌山市最大企業の島精機製作所さんが製造している横編み機もあるようです。
糸をつなぎ、機械をメンテナンスしながら、針の手入れや調整して織ります。
和歌山市には
大小多数のメリヤス工場や会社がありました。
私の実家も両親と私だけの小さな工場でした。
時代の流れで
廃業や倒産が増えて、件数はドンドン減りましたが、
今も、大きな会社が何件もございます。
丸和ニット株式会社
和歌山市和田にある丸和ニットさんは、メリヤス生地で作った
スーツ等アパレルも販売しています。
メリヤスは漢字(莫大小)の通り、伸縮性に優れています。
しわになりにくく、軽いので気軽に着られます。
ただ、正装の場にふさわしい品にするには、大変試行錯誤なさったはずです。
丸和ニットさんのコンセプト
・原糸の共同開発、編機のハード+ソフトの開発、後加工の共同開発の三位一体で、
常に新鮮な素材と衣料・資材を問わずタイムリーに提案していく
・機種を豊富に揃えて、ほとんどの丸編生地種生産に対応可能に
・固有の編機“バランサーキュラー”を駆使した新タイプの編地に積極的に取り組む
〒641-0004
和歌山県和歌山市和田1164番地
TEL:(073)471-1231(代表)
東京や大阪にも営業所を構えてらっしゃいます。
カネマサ莫大小株式会社
和歌山市小雑賀カネマサさんは、機械にこだわり、様々な生地を作ることをなさっています。
カネマサさんのコンセプト
メリヤス生地の産地として生産量日本一を誇る和歌山県
『Unique』であることを目指し、日々ものづくりに取り組んでいます。
常に時代のニーズを先取りし、年2回ニットコレクションを発表し、
今日まで名だたる国内外ハイメゾンにオンリーワンの素材を提供しています。
〒641-0007
和歌山県和歌山市小雑賀129番地
TEL:073-423-1295
FAX:073-423-3357
チャレンジ
以上2つの会社を紹介させていただきましたが、
設備投資が、大変です。
高額な機械を入れたものの、世の中のニーズと合っていなければ、
たちまち立ちいかなくなります。
果敢にチャレンジなさっています。
後もう2つ
和歌山市西布経丁にあるベニヤ呉服店さんの取り組みについて紹介させてください。
ベニヤ呉服店さんは、創業140年以上の老舗着物屋さんです。
若女将の旭真友梨さんが
NOI Japanって和歌山のメリヤス生地を使った着物ブランドを立ち上げています。
上下がセパレートになっている
洋服のような着物
自分らしくいられる
普段着として着やすく 心地よい着物を提供なさっています。
住所:和歌山市西布経丁1−11
TEL:(073)423-0654
営業時間:10時~19時
定休日:火曜と祝日の月曜
信和ニット株式会社
和歌山市三葛にある信和さんは
紀州肌着って肌着のブランドを立ち上げて、ネット販売しています。
是非!サイトご覧ください。
最後に
メリヤス生地の卸会社をしていた、祖父が言ってました。
「糸を売ると書いて、続くって漢字になる」
メリヤス製造業が和歌山でこれからも続いていきますように。