福祉とまちづくりと農をつなぐ、新しいかたち
ひとつの八百屋カーが、いま走りはじめようとしています。
それは、ただのリヤカーではありません。
木のぬくもりと手仕事のあたたかさが詰まったこの一台には、
「野菜を届ける」だけではなく、「想いをつなぐ」という大きな役割が込められています。
高野の風農園で育った、安心の野菜を
この八百屋カーには、
高野の風農園で大切に育てた野菜が並びます。
自然の力を活かし、手間をかけ、
安心して食べられるものを、まっすぐに。
そんな想いで育てた農作物を、地域のみなさんに直接届けたい──
それを叶える手段が、この八百屋カーです。
福祉・まちづくり・農業の交差点から生まれる一台
高野の風農園は、ピース&ピースグループとして活動しています。
そこには福祉の現場があり、
地域とのつながりを大切にする「クリスタルWave」のまちづくりがあり、
そして、農の営みがあります。
この三つが手を取り合い、交わる場所──
それが、この八百屋カーなのです。
- 買い物が困難な地域へ、野菜と笑顔を届ける
- 無人販売拠点としても活躍
- 福祉施設やイベントで、誰もが立ち寄れる移動式販売所にも可能
- 子どもたちへの食育のきっかけとしても
- 地域のマルシェや商店街でのにぎわいづくりに
- 小さなスペースを活かした“まちの拠点”として
まさに、福祉・まちづくり・農業をつなぐツールとしての役割を果たしていきます。
八百屋カーが描くこれから
この八百屋カーは、「届ける」「つなぐ」「支える」をテーマに、
これから地域の中を、少しずつゆっくりと走っていきます。
私たちが目指すのは、
人と人が出会い、野菜を通じて会話が生まれ、まちがやさしく育っていくこと。
小さな車体に、大きな未来をのせて─
これからの活動に、どうぞご期待ください。
結びに
八百屋カーは、ひとつの“手段”かもしれません。
けれど、そこから生まれる出会いや笑顔は、まちの“ちから”になります。
高野の風農園 × ピース&ピース × クリスタルWave
この三者の想いが一台の八百屋カーにのって、
今日もまちへ、風を運びます。